危険物施設の区分
どうも、30代サラリーマンです。
今回は、危険物施設の区分についてやっていきましょう。
この文を書くに当たって、参考書等を参考にしているのですが、
このペースで果たして試験日に間に合うのか、、、
と不安にかられています(笑
まぁそんなこと思っていても仕方ありませんので、
はじめましょう!
~危険物施設の区分~
危険物施設は、下記の3つの区分に分けられます。
①製造所(1種類)
②貯蔵所(7種類)
③取扱所(4種類)
このうち、貯蔵所と取扱所については、更に細かい分類があります。
では、それぞれの解説を記します。
①製造所・・・危険物を製造する施設(石油精製工場、アルコール製造工場等)
②貯蔵所・・・危険物を貯蔵し、取り扱う施設で、7種類に分かれる。
- 屋外貯蔵所 屋外の場所で、第2類・第4類の危険物の指定されたものの み貯蔵、取り扱う施設
- 屋内貯蔵所 屋内の場所で危険物を貯蔵、取り扱う施設
- 屋外タンク貯蔵所 屋外のタンクで危険物を貯蔵、取り扱う施設
- 屋内タンク貯蔵所 屋内のタンクで危険物を貯蔵、取り扱う施設
- 地下タンク貯蔵所 地盤面下にあるタンクで危険物を貯蔵、取り扱う施設
- 簡易タンク貯蔵所 簡易タンクで危険物を貯蔵、取り扱う施設
- 移動タンク貯蔵所 タンクローリー等
以上の7種類に分かれています。
この中で覚えないといけないのは、屋外貯蔵所だけですね。
第2類、第4類の指定されたもののみ、となっています。
その中身は、
第2類のうち ①硫黄
②硫黄のみを含有するもの
③引火性固体(引火点が0℃以上のもの)
第4類のうち ①第1石油類(引火点が0℃以上のもの)
②アルコール類
③第2石油類
④第3石油類
⑤第4石油類
⑥動植物油類
となっています。
この中で注意すべき点は、第1石油類で引火点が0℃以上のもの
となっていますので、ガソリンは含まれないことを頭に入れておいて下さい。
次に、取扱所の分類を紹介します。
取扱所は上記の通り、4種類に分類されます。
①給油取扱所
②販売取扱所
③移送取扱所
④一般取扱所
の4種類です。
まず1つ目の給油取扱所ですが、
これは皆さんご存知のガソリンスタンドを思い浮かべて頂ければ大丈夫です。
2つ目の販売取扱所ですが、
こちらはさらに2つに分類されます。
(1)第1種販売取扱所
・容器入りのまま販売
・指定数量の15倍以下
(2)第2種販売取扱所
・容器入りのまま販売
・指定数量の15倍以上で40倍以下
どちらも容器入りのまま販売は同じですので、指定数量の何倍かをしっかり覚えましょう。
3つ目の移送取扱所は、
・配管、ポンプ、付属設備で危険物の移送の取り扱いをする施設
4つ目の一般取扱所は、
・上記以外の取扱所
となります。
貯蔵所、取扱所についてまとめますと、
ほとんどがその名前で内容が理解できるかと思います。
覚えなければいけないのは、屋外貯蔵所の指定されたものと、
販売取扱所の指定数量の倍数のみになると思います。
基本的に、実際に見たことある施設を思い浮かべながら
覚えていくと頭に入りやすくなるので、
自分なりの映像を浮かべて覚えていきましょう。
次回は、製造所等の設置・変更に伴う届出等についてやっていきましょう。