危険物の種類
さて、今日から危険物の勉強を始めたいと思います。
まったく知識が無いので、基礎的なことから覚えていきたいと思います。
~危険物の種類~
まずは、危険物にはどんな種類があるのかー。
「危険物」は、消防法により以下の第1類~第6類に分類されます。
- 第1類 酸化性固体/過塩素酸塩類 など
- 第2類 可燃性固体/硫黄、マグネシウム など
- 第3類 自然発火性物質及び禁水性物質/ナトリウム、アルキルリチウム など
- 第4類 引火性液体/特殊引火物、第1~第4石油類 など
- 第5類 自己反応性物質/硝酸エステル類 など
- 第6類 酸化性液体/過酸化水素、硝酸 など
また、危険物は、常圧(1気圧)・常温(20℃)の条件で、
固体か液体です。
気体は含まれないので、プロパンガスなどの気体は危険物に含まれません。
~性質の概要~
次に、各危険物の概要を覚えていきましょう。
◆第1類 酸化性固体(個体)
そのもの自体は燃焼しない。他の物質を強く酸化させる。
可燃物と混合したとき、極めて激しい燃焼を起こさせる。
◆第2類 可燃性固体(個体)
火炎によって着火しやすい。
比較的低温で引火しやすい。
燃焼が速く、消火することが困難。
◆第3類 自然発火性物質及び禁水性物質(液体、個体)
空気にさらされると自然発火する。
水と接触して発火or可燃性ガスを発生する。
◆第4類 引火性液体(液体)
引火性を有する液体。
◆第5類 自己反応性物質(液体、個体)
比較的低い温度で多量の熱を発生or爆発的に反応が進行する。
◆第6類 酸化性液体(液体)
そのもの自体は燃焼しない液体。
他の可燃物の燃焼を促進する。
~第4類危険物の種類~
今回受験する、乙種4類については、上記の「第4類」がメインになってきます。
この第4類は以下の7種類に分類されます。
①特殊引火物/ジエチルエーテル、二硫化炭素
水溶性/アセトン
④第2石油類 非水溶性/灯油、軽油
水溶性/酢酸
水溶性/グリセリン
⑥第4石油類/ギヤー油、シリンダー油
⑦動植物油類
に分けられます。
第1~第3石油類に関しては、非水溶性と水溶性に分かれています。
各類の代表的な物を記載していますので、これは覚えるしかありません。
また、それぞれの品名についての定義も決まっております。
①特殊引火物⇒1気圧で 発火点が100℃以下
または 引火点が零下20℃以下で沸点が40℃以下のもの
③アルコール類⇒1分子の炭素原子数が1個から3個までの飽和1価アルコール
⑦動植物油類⇒動植物から抽出したもので、引火点が250℃未満
石油類については、数字が連動していますので、並べて覚えましょう。
第1石油類 引火点が21℃未満
第2石油類 引火点が21℃以上70℃未満
第3石油類 引火点が70℃以上200℃未満
第4石油類 引火点が200℃以上250℃未満
となっています。
この数字はしっかり頭に入れておいたほうがよさそうですね。
こんなしょっぱなから言うのもなんですが、さっそく頭がパンクしそうです、、
まずはこの基礎を頭に叩き込んで、やっていきましょう。
次回は、危険物の指定数量についてです。。
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