地下タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所等
どうも、30代サラリーマンです。
物理や消火までたどりつけそうにないので、今回から項目を増やしていきます。
★地下タンク貯蔵所
※タンクの貯蔵量や、貯蔵物に関する制限は一切ない!
~構造基準~
①地盤面下のタンク室に設ける。
②タンク室は、壁・底を0.3m以上のコンクリート
フタを0.3m以上の鉄筋コンクリートで造る
③タンクとタンク室の内側は、0.1m以上の間隔を保ち、
周囲に乾燥砂を詰める。
~地下貯蔵タンクの構造~
①タンクの頂部は、地盤面から0.6m以下。
②2基以上設置する場合、相互に1m以上の間隔を保つ。
~設備基準~
①圧力タンクには、安全装置を設け、それ以外のタンクには、
無弁通気管等を設置する。
②液体の危険物のタンクには、危険物量の自動表示装置を設ける。
③タンク注入口は、屋外に設け、弁またはフタをつける。
④静電気
⑤電気設備は、製造所に準ずる。
⑥タンクには、漏洩検知管を4か所以上設ける。
⑦通気管の先端は、屋外で4m以上の高さとし、建物の窓・出入口等から
1m以上離す。
★簡易タンク貯蔵所
~構造基準~
①タンク1基の容量は、600㍑以下。
②一貯蔵所には3基まで。
※同一品種危険物は2基まで。
③地盤面、架台に固定する。
④タンクは厚さ3.2㎜以上の鋼板で造る。
⑤70kPaの圧力で、10分間の水圧試験で漏れ、変形を生じないこと。
⑥外側にさび止め塗装を施す。
~設備基準~
①圧力タンク以外では、無弁通気口を設ける。
※直径25㎜以上、先端の高さは屋外で地上1.5m以上
★移動タンク貯蔵所
~常置場所~
①屋外に置く場合⇒防火上安全な場所
②屋内に置く場合⇒耐火構造または、不燃材料で造った建築物の一階
※常置場所の変更は要許可
~構造基準~
①タンクは厚さ3.2㎜以上の鋼板で造る。
②圧力タンクは、最大常用圧力の1.5倍で10分間行う水圧試験で、
漏れ、変形を生じないこと。
③圧力タンク以外は、70kPaの圧力で10分間行う。
④タンクの容量は、30,000㍑以下とし、4,000㍑ごとに
間仕切板を設ける。
⑤外側は、さび止め塗装を行う。
~設備基準~
①下部の排出口に設けるバルブには、手動閉鎖装置及び
自動閉鎖装置を設ける。
②ガソリン・ベンゼン等、静電気で災害が発生する可能性のある液体危険物
のタンクには、接地導線を設ける
③配管には先頭に弁等を設ける。
④見やすい箇所に危険物の種類・品名・最大数量を表示し、標識を掲示。
★給油取扱所
~種類~
①固定給油設備⇒ガソリンスタンド等(車両に直接給油する)
②固定注油設備⇒容器への詰替え、4000㍑以下の車両固定のタンクに注入
~構造基準~
①給油空地 間口10m以上
奥行6m以上
②塀または壁 耐火構造または不燃材料で造り、高さ2m以上とする。
③給油空地及び注油空地 排水溝・油分離装置を設置。
④専用タンク・廃油タンク 地盤面下に埋没
※廃油タンクの容量は、10,000㍑以下
~設備基準~
①ホース(懸垂式以外)
・先端に弁をつける
・長さ5m以下
・静電気除去装置を設ける
②ホース(懸垂式)
※こちらは試験にほぼ出ないので割愛します。