物理・化学
どうも、30代サラリーマンです。
やっとこさ次のステップに進みました。
ここからはそんなに濃い内容でもないので、
さらーっとやって本番を迎えましょう!!
~物質の状態変化~
(1)物質の三態
・個体、液体、気体(この変化を状態変化という)
(2)常温常圧
・20℃、1気圧の状態
・物質の状態変化には「温度」と「圧力」が大きく影響する。
(3)三態変化
①個体⇒液体 「融解」
②液体⇒個体 「凝固」
③液体⇒気体 「蒸発」
④気体⇒液体 「凝縮」
⑤気体⇔個体 「昇華」
(4)状態変化と熱・温度
①状態変化には熱エネルギーが必要
②状態変化中は、温度変化しない
(5)沸騰と沸点
①沸騰中は、温度一定⇒「沸点」
②沸点は外圧の大小で変化する
外圧高⇒沸点高
外圧低⇒沸点低
※不揮発性の物質を溶解⇒沸点は上昇する。
(6)飽和蒸気圧、蒸発熱
①飽和蒸気圧 これ以上はその空間に蒸気が入り込めない(見かけ上蒸発
が止まる)場合の蒸気の圧力。
②蒸発熱 液体1㌘が蒸発するときに吸収する熱
~燃焼~
(1)燃焼の3要素
①可燃物(紙など燃えるもの)
②酸素供給減(空気)
③点火源(火・熱・スパーク)
(2)空気とは
窒素78%、酸素20.9%、アルゴン0.93%
(3)酸素とは
無味無臭の気体で、比重は空気より重い。
(4)液体の燃焼
①蒸発燃焼 可燃物が加熱され蒸発し、その蒸気が空気と
混合して起こる燃焼
※第4類危険物は全て蒸発燃焼
(5)個体の燃焼
①蒸発燃焼 個体にも存在する(ナフタリン、硫黄)
②表面燃焼 可燃物が熱分解を起こさず、蒸発もせずに
表面が直接燃焼(木炭、コークス)
③分解燃焼 可燃物が加熱され熱分解を起こし、その時に発生
する可燃性ガスにより燃焼(木材、石炭、プラスチック)
④自己燃焼 加熱・衝撃により可燃物が保有する酸素を酸素供給体として
燃焼(第5類危険物)
(6)燃焼しやすい物質条件
①酸化されやすいもの
燃焼=熱と光を伴う激しい酸化
②酸素との接触面積が大きいもの
気体や蒸気が燃焼しやすいのは、接触面積が増えているから
③発熱量(燃焼熱)が大きいもの
④熱伝導率が小さいもの(木材など)
⑤乾燥度が高いもの
⑥可燃性蒸気が発生しやすいもの
⑦周囲の温度が高いほど
(7)燃焼範囲
一般的に、空気中での可燃性蒸気濃度を%で表す。
そして、燃焼の適した濃度の範囲を「燃焼範囲」若しくは「爆発範囲」という。